家庭の飲み水として使われる水道水には、殺菌・消毒するために塩素が使われています。浄水場はカドミウム)ヒ素などの有害物質や大腸菌などの細菌等を基準値以下にするよう管理していますが、殺菌を行うために塩素を入れているのがここ浄水場です。塩素は完全に分解されてなくなるわけではなく、残留塩素として家庭の水道水に流れ込みます。この塩素が発ガン性物質であるトリハロメタンを生成するため、水道水を直接飲むことをためらう人もいるでしょう。
そこで水道水に浄水器をつけることをおすすめします。浄水器には様々な種類や特徴があり、いざ家に付けようとしてもどれがいいのか悩んでしまうのでここでまとめてみましょう。まずは「蛇口直結型」を見てみましょう。これは蛇口の中にカートリッジを取り付けるタイプで、広く使われていて一般的な浄水器と言えます。
カートリッジが小さめで安価なことがメリットでしょう。ただし小さい分交換時期が3~4ヶ月と比較的短いことがあげられます。簡単に本格的な浄水器を試したい方におすすめです。次に「据え置き型」を見てみます。
これはシンクの横に浄水タンクを置き、水道水をろ過するものです。タンクが大きいため、ろ過機能が高く交換時期が長いことがメリットになります。シンクの横にタンクを設置する場所を確保しなければならず、キッチンが狭い場合には使いづらいかもしれません。キッチンをすっきり使いたい方にはおすすめできません。
「アンダーシンク型」というものもあります。これはシンク下に浄水器。取り付けるもので、キッチンやシンク周りの邪魔にならないことがメリットです。ただし取り付ける際に工事が必要になるかもしれません。